【ヨモツヘグイニナ】
Ifremeria nautilei

Abyssochrysoidea目ハイカブリニナ科ヨモツへグイニナ属
性別…メス
身長…153cm
主な生息地…水深2500m(熱水噴出孔)
(目の色…黄色)

パッと見よく分からない名前の由来は「黄泉竈食」+「蜷(巻貝)」という言葉が由来となっている。熱水に住む巻貝の一種。
普段はあまり顔を出さないため影が薄いが、熱水噴出孔の一員。貝殻の先端は熱水の熱の影響で溶けかかっている。
そのため普段は熱水からやや遠いところに身を置いている事が多いらしい。近い種類であるアルビンガイとは結構仲良し。
名前がすごく言いづらいので、連中からの愛称は専ら「ニナさん」。性格は礼儀正しく、世話好きである。
得意技は熱水の熱を利用してヨモツヘグイニナ特性の釜飯を作る事。釜飯は非常に美味しいと評判。
なのでちょいちょい熱水から離れてる時に、熱水外の住民にも釜飯を振舞う事がある。
彼女の性格も相まって食べてくれる人は多いようだ。ただ外の人が食べるともれなく熱水噴出孔の一員になってしまうが。
彼女の夢は夏祭りで出店を出す事らしい。
彼女は黄泉竈食をしてしまった神話上の神であるイザナミを模した服を着ている。
噂によると、彼女は元々熱水の住民では無かったのだが、あるモノを食べてしまってから熱水に住み着いたのではないかと言われている。
実は彼女はコスプレをしているわけでは無く…?






◆原型写真◆

(2014年5月 JAMSTEC
一般公開にて)

(2016年9月 千葉博
「驚異の深海生物」にて)


熱水噴出孔メンツの生物の標本ならだいたい揃ってるJAMSTECさんマジナイス!さすがにこの子が生体展示された例はえのすいでも無いみたいです。
どちらの標本を見ても貝殻の先端部分が無い事が分かると思います。熱水に暮らしてる癖に熱水の熱で貝殻の成分普通に溶けるんかい!ってツっこみたく
なりますけど、名前の印象も相まって『深海という名のあの世』で暮らしてる感のある、まさにアンビリーバブルな生物です。
(※生きている時の綺麗な原型写真は持ってないので見たい人は画像検索してください)



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