【ゲイコツナメクジウオ】
Asymmetron inferum

ナメクジウオ目ナメクジウオ科オナガナメクジウオ属
性別…オス
身長…130cm?
主な生息地…水深300m(鯨骨)
(目の色…白に近い水色)

深海の鯨骨に住むナメクジウオの仲間。「ウオ」とついているが分類的には魚類では無い「頭索動物」という生物。
鯨骨に住んでる連中にしか彼の(擬人化された)姿を見る事も話す事も出来ない、謎に包まれた存在。
(他の生物達には原型の姿に見えるのだが、原型の姿は1cmの細長い生物なので、肉眼で見えるには見えるのだが、どこにいるのかすごく分かりづらい)
目は髪で隠れている上に見えていない。また下半身らしきものも見当たらない。
普段はクジラの亡骸である鯨骨の中で過ごしている事が多いが、週に1度は出てきて鯨骨の周辺をふらふらする。
体は小さいが、棲家である鯨骨が誰かの手によって危害が及んだ時、彼は鯨骨の中で不思議なパワーを発して、
危害を及ぼすものをすべて滅亡させるという話もあるが、本当かどうかは定かでは無い
そんな不思議な存在である彼は、鯨骨の連中達から「鯨骨の精霊」「妖精」「守り神」などと呼ばれている。
(性格は冷静なようで、実はわりと子供っぽい。たまに小さな鯨骨をトランプタワーのように積み重ねて遊んだり、
誰かさんのコスプレをして遊んだりしている)





◆原型写真◆

(2013年8月 深海展にて)

図鑑では大きな写真で綺麗に紹介されてますが、あれはかなり拡大されて撮影されたもので、実際のサイズは1cmくらいという…
初めて標本を見た時はその小ささにビックリしました。見つけた人も撮影した人もすごいなーと感じる深海生物です。
またナメクジウオ類は本来、綺麗な所にしか棲んでいない生物であるため、腐敗して硫化水素などが蔓延している
あまり綺麗では無い環境の鯨骨で本種が発見された時、研究員達は驚きを隠せなかったそうです。
そんなナメクジウオ界(?)の異端児なのだから、きっと彼は只者では無いはずだ…!と思ってこんな擬人化設定に。
(※生きている時の綺麗な原型写真は持ってないので見たい人は画像検索してください)



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