2015年2月 竹島水族館にて

アラ (学名:Niphon spinosus)

条鰭綱 スズキ目 ハタ科 アラ属
体長:最大約1m
生息水深:70〜360m

深海に生息するハタの仲間。同じハタ科であるクエとよく似ているが、エラ蓋にある棘・背ビレの形や顔つき(アラの方が若干スマート)などで見分けられる。
またスズキともよく似ているが、本種より目が小さめ・体色がやや黒っぽい事で見分けられる。
冬の高級食材として知られており、刺身・鍋・から揚げ・ソテーなど様々な調理法で美味しく味わう事が出来る。
余談だが、「あら汁」という汁物料理に使われている魚はあくまでも「魚の粗(魚を下ろした時に残る部分)」なので、
「アラが使われた汁物」という事では無い。
あと九州ではクエの事を「アラ」という地方名で呼ぶらしい。色々と紛らわしい魚。








inserted by FC2 system