2015年10月 沼津港深海水族館にて

ホンフサアンコウ (学名:Chaunax fimbriatus)

条鰭綱 アンコウ目 フサアンコウ科 フサアンコウ属
体長:30〜60cmほど
生息水深:200〜350m

丸みをおびた赤い体に黄色(もしくは緑色)の斑点模様があるのが特徴のアンコウの仲間。
獲物をおびきよせるための疑似餌はついているものの、普通のアンコウとくらべるとかなり短いので役にたってるのかどうかは不明。
同じフサアンコウ類であるミドリフサアンコウと似ているが、ミドリフサアンコウに比べ体が大きく、全体的にずんぐりしている。
また体の斑模様が、ミドリフサアンコウはハッキリしているがこっちはあまりハッキリしていない。
また体中に白い糸のような突起がハッキリ確認出来るのも特徴。
水揚げされたり外部からの刺激を受けると、海水を飲み込んで体が風船のようにふくらむ。
ミドリフサアンコウよりも水族館で見かける機会は少なく、なかなかの希少種。
その上飼育が難しいのか、あまり長期飼育されないため、もし見る事が出来たらその目に焼き付けておこう。
ミドリフサアンコウと同じく、食べると美味しいのかもしれない。





2015年10月 沼津港深海水族館にて

ミドリフサちゃんと比べて、分かりますか?このゴツい感じ。(褒めてる)



2016年4月 沼津港深海水族館にて

確かミドリフサアンコウ水槽に居たちびホンフサさん。
特にこの子の名前は載ってなかったものの、このミドリフサちゃんには無いゴツさを見てすぐ分かりました。あとちびが見られるってわりとレアな気が。
しかしこんなに小さい時からゴツい感じを醸し出しているとは…。



2016年5月 沼津港深海水族館にて

ミドリフサちゃんほどでは無いですが、肌の質感まで写せた貴重な写真。




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