2015年10月 沼津港深海水族館にて

ウミホウズキチョウチン (学名:Laqueus blanfordi)

腕足動物門 有関節綱 テレブラチュラ目 ラクエウス科 ラクエウス属?
体長(横幅):約3cm
生息水深:40〜500m

二枚貝に細い足(肉茎という部位)がついたような外見をした腕足類という仲間に属する深海生物。もちろん貝類では無い。
二枚貝は体の左右に殻を持つのに対し腕足類は背腹に持つ。
岩や貝殻などに付着し、殻の中にある触手冠の表面の繊毛で水流を起こし、海中にあるプランクトンなどをかき集めて
食べると言われる。
ホウズキのように丸い形状をしているが、たまにハート型の個体が見つかる事もあるらしい。





2015年1月 沼津港深海水族館にて

無印のホウズキチョウチンかと思いきや、ぬますいの館長さんによると違う種類のホウズキチョウチンである事が判明したので名前を修正。
言われてみれば普通のホウズキチョウチンにはあるはずの模様が本種にはありません。これ飼育してる所って本当にぬますいだけなんじゃ…。



2015年8月 沼津港深海水族館にて

貝殻から生えてるこの棒のような部位。これが「肉茎」ですね。普通の二枚貝には絶対無い特徴です。



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