2015年12月 海遊館にて

フウセンイソギンチャク (学名:Stomphia japonica)

刺胞動物門 花虫綱 イソギンチャク目 セトモノイソギンチャク科 Stomphia属
体長:約20cm
生息水深:200m以深?

その形状が瀬戸物(陶磁器)に似ている事から「セトモノイソギンチャク科」という分類名が付いている。本種は坪型の瀬戸物の形に似ている。
水を吸い込んで風船のように体を膨らませる事が出来るのが名前の由来。どういう時に体を膨らませるのかは不明な部分が多い。
セトモノイソギンチャク科自体は他の水族館でも見られる事は多いが、深海性のイソギンチャクは不明種が多いため、
本種のようにちゃんと和名が付いている種類は結構珍しかったりする。





2015年12月 海遊館にて

深海コーナーに居るイソギンチャク自体はよく見るんですが、本種を見てびっくりしたのは上記でも言ってる通り
「和名がついてる!!」という事です。それくらい水族館で和名のついたセトモノイソギンチャク類を見られるのは珍しいのです。
しかしこのイソギンチャクカッコイイですね。膨らんでるところの写真はよく撮れませんでしたが。



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