2014年12月 沼津港深海水族館にて

イガグリホンヤドリカリ (学名:Pagurus constans)

節足動物門 軟甲綱 十脚目 異尾下目 ホンヤドカリ科 ホンヤドカリ属
体長:約5cm
生息水深:30〜300m

深海に住むヤドカリの一種。「イガグリガイ」という刺胞動物のウミヒドラの一種によって形成された毬栗状の突起に覆われた貝殻に棲んでいる。
(貝殻に刺胞動物を宿わせる事により身を守れるからだと言われている)
また一般的なヤドカリは成長に応じて他の大きな貝殻に引っ越すが、このヤドカリは成長とともに貝殻が大きくなる(同時に
イガグリガイも形に合わせて成長する)ので、他の貝殻に引っ越す必要が無いらしい。





2014年9月 葛西臨海水族園にて

イガグリガイと共生してる本種の他にイソンギンチャクやスナギンチャクと共生する種もいくつかいたりします。
刺胞動物と共に行動する方が確かに心強いですもんね。



inserted by FC2 system