2015年12月 海遊館にて

ハダカカメガイ (学名:Clione elegantissima)

軟体動物門 腹足綱 裸殻翼足目 ハダカカメガイ科 クリオネ属
体長:約1〜3cm
生息水深:0〜600m

クリオネ」という名で親しまれている。こう見えて巻貝の一種。
生まれたばかりの頃は貝殻を持っているものの、成長するにつれ失われる。
胴体についている翼足という部位をパタパタ動かして泳ぐ姿は「流氷の天使」と呼ばれるほど美しく愛らしい。
だが本種は頭から6本の触手(バッカルコーンと呼ばれる部位)を出して獲物をとらえるので、天使とは言いがたい衝撃的な食事シーンに驚いた人も多い。
また主に本種が食べる生物は、同じ翼足類であるミジンウキマイマイである。怖い。






2014年10月 ヨコハマおもしろ水族館にて

おも水に居た個体は1cmくらい。なので撮るのにどれほど苦労した事か…。
一方トップにある海遊館の個体は体長3cmほどのでかい個体。なのでいつもよりは上手く撮れました。
いやあ…本種ほど上手く撮れた時の感動が大きい深海生物は他に居ない気がします。



2019年5月 アクアマリンふくしまにて

私と母「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工!?!?!?」
ってなったぐらいに見た時衝撃を受けました。そして撮れてしまいました、バッカルコーン
クリオネは稀にミジンウキマイマイが居なくともバッカルコーンをする事があるとは聞きましたが…いやぁまさかこんな間近で見れてしまうとは。
しかしこの角度から見ると結構怖い…バッカルコーンやっぱりおそろしや。



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