2016年1月 葛西臨海水族園にて

クロマグロ (学名:Thunnus orientalis)

条鰭綱 スズキ目 サバ科 マグロ属
体長:最大4m以上
生息水深:表層〜1000mあたり

数あるマグロの中でも最大級・最高級の種類だと言われている。別名「ホンマグロ」とも呼ばれる。
ずっと泳いでいなければ呼吸が出来ない魚であり、泳ぎを止めてしまうと窒息死してしまう。(睡眠時でももちろん泳ぐ)
表層を泳いでいるイメージが強い魚だが、かなり深くまで潜る事が最近分かってきた。他にも深海まで潜るマグロにメバチマグロなどがあげられる。
ご存知の人は多いと思われるが、非常に美味な魚で、刺身や寿司ネタなどでもお馴染みである。
しかし、2014年に絶滅危惧種に指定されたため、資源保護や完全養殖に対する取り組みが現在でも行われている。
またタイセイヨウクロマグロという同種か別種か議論された種類がいるが、一応別種という説で通っている様子。
本種が展示されている水族館は葛西臨海水族園が有名。(そもそも葛水以外で展示された例が無い)
ちなみに「マグロは時速100キロ近く泳ぐ」という事で有名だが、実際には時速80キロ程度らしく、
普段は5キロ程度の速さで泳いでいるらしい。






2015年6月 葛西臨海水族園にて

ちょっとかっこよく撮れたクロマグロさん。この時はあの事件によって、たった1匹だけ残ってた時です。
クロマグロさんが深海魚…あなたは信じてもらえますか?



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