2016年1月 下田海中水族館にて

マンボウ (学名:Mola sp.B)

条鰭綱 フグ目 マンボウ科 マンボウ属
体長:最大3m
生息水深:表層〜800m

あまりフグの仲間とは思えない姿形をした巨大魚。大きな背びれと尻ビレを使って泳ぐ。
尾びれのように見える部分は尾鰭ではなく「舵鰭(かじびれ)」と呼ばれる部位。
本種の稚魚はハリセンボンのような多数のトゲがついた姿をしている。
またマンボウの皮膚には無数の寄生虫がついており、海面に体を横にしてカモメ達に寄生虫を取ってもらったり、
勢いをつけて海面からジャンプし着水の衝撃で寄生虫を取っていると言われている。
(着水の衝撃で死ぬ・カモメに突かれて出来た擦り傷によって死ぬなどの噂はデマである事が多い)
主に日本・台湾の一部地域では食用としても利用されている。大きな水族館では本種を飼育している所も多い。
ついでに言っておくと本種のメスは3億個もの卵を産むと言われているが、正確には「メスの体内に3億個もの未成熟卵がある
というで事あり、「3億個も卵を産む」と記載された文献は今のところ存在しないらしい。





2015年1月 サンシャイン水族館にて

この時は感染症によって弱り果てていたマンボウさん。今にも死にそうな顔をしているような…。



2015年1月 サンシャイン水族館にて

方向転換が出来ないのかずっと壁に向かって泳ぎ続けていた結果顔が削れてすごい事になってます。
子供が泣くぞ・・・。



2016年1月 下田海中水族館にて

すごく綺麗な状態で撮影出来た下田のマンボウさん。しかも大水槽に何匹も!思わずテンションあがりましたよ。



2016年1月 下田海中水族館にて

でもやはり正面顔のインパクトは凄まじい…。この子もちょっと吻先とか怪我してるような。



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