2017年9月 沼津港深海水族館にて

マツカワガイ (学名:Biplex perca)

軟体動物門 腹足綱 盤足目 フジツガイ科 Biplex属
体長:約5cm
生息水深:50〜200mあたり

巻貝の側面に羽がついたような美しい形状をした巻貝の仲間。
名前の由来は明確には分からないが、和紋の一つである「松皮菱」と形が少し似ている気もする。
その特徴的な姿形ゆえに貝殻標本も多数販売されており、それをコレクションしてる貝殻コレクターも多い。
(また小型の貝類なので、標本の価格がそれほど高くないのもある意味魅力)
木の葉っぱのようにも見える事から、英語名では「MapleLeafShell」(直訳すると「楓の葉の貝」)とも呼ばれている。
存在感は貝殻の側面ように少し薄いが、水族館でわりと見られる種類なので、水槽内をよく見てみると見かけるかもしれない。
食用には適していないと思われる。





2015年3月 沼津港深海水族館にて

マツカワガイ自体はよく見てきたんですが、良い写真が殆ど無かったので掲載出来なかった深海生物だったりします…。
なんせ少しでも横を向いてるだけで写真写りが悪くなるような生物なので…やっぱりこの子は真上から見た時の角度の写真が良いよね。



2017年9月 沼津港深海水族館にて

サメハダテヅルモヅルちゃんとのツーショット写真。う〜ん…ダブル美しい!



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