 2019年5月 アクアマリンふくしまにて |
ニュウドウカジカ (学名：Psychrolutes phrictus)
条鰭綱 カサゴ目 ウラナイカジカ科 ウラナイカジカ属体長：４０〜６０ｃｍ
生息水深：４５０〜２８００ｍ
「世界一醜い生物」として認定されてしまった深海生物という事で有名になった。別名「ブロブフィッシュ」とも呼ばれる。
基本的に海底に居てあまり泳がない。ウラナイカジカ科の中では最も深いところに生息していると言われる。
高い水圧に適応するため、体は筋肉を減らして水分を多く含んだゼリーのようになっている。そのため、生きている時は少し変わった普通の魚程度の外見だが、
地上にあげられたりして死ぬと、ゼリーの体は重力に押しつぶされた上皮膚が爛れ、ネットによくあがってる画像のような醜い姿へと変貌してしまう。
その特徴的な死体写真が世界中に話題になった事で、「生きている時からあの姿」だという風評被害が後を絶たず、
上記でも言った「世界一醜い生物」として正式に認定されてしまったり、生体画像が多く出回るまでしばしば図鑑でも死体時の姿の写真や死体時の姿の
イラストで描かれる事が多かった。(ちなみにこの管理人も騙されていました) ある意味一番被害を受けた深海生物では無いだろうか…？
水族館で展示もされるようになってから、徐々にそのような認識は少なくなってきたと思われる。
生体時の姿を見ると普通に可愛い姿をしている深海魚なので、思い込んでた人は福島へ見に行ってみては如何だろうか？
 2019年5月 アクアマリンふくしまにて |
これですよこれ！この特徴的な正面顔！見れた時はそりゃ興奮しましたとも。そして良い顔してますよね…死体の時とは大違いです。
それにしてもこの生物まで生体展示が出来てしまうアクアマリンふくしまさんって一体…。