2015年6月 新江ノ島水族館にて

オワンクラゲ (学名:Aequorea coerulescens)

刺胞動物門 ヒドロ虫綱 軟クラゲ目 オワンクラゲ科 オワンクラゲ属
体長:約20cm
生息水深:0〜900m?

お椀を逆さまにしたような形のクラゲ。比較的小さい種類が多いヒドロ虫綱の中では最大の種だと言われている。
クラゲ食のクラゲであり、捕食するときは胃の部分をすべて開いて丸呑みにする。自分と同じオワンクラゲを共食いをする姿も確認されているほど貪欲。
また本種は体内にGFP(緑色蛍光タンパク質)という物質を持っており、刺激を与えるとふちが緑色に発光する。
この性質が後にノーベル化学賞を受賞した下村脩氏の研究材料として一躍有名になった。(⇒詳細)
(ちなみにJAMSTECの映像でオワンクラゲの仲間が多数確認されている為、本種も深海生物の可能性は大だと管理人は推測している)





2014年2月 竹島水族館にて

傘にある放射状の線は水管と呼ばれる器官。その何本にも並ぶ水管がなんとも美しい事・・・。



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