 2014年9月 葛西臨海水族園にて |
タチウオ (学名：Trichiurus lepturus)
条鰭綱 スズキ目 タチウオ科 タチウオ属体長：最大２ｍ以上
生息水深：４００ｍあたり
銀色に輝く細長い魚。この名前は、太刀に似てるから「太刀魚」、もしくは立って泳ぐから「立ち魚」と呼ばれている２つの説がある。
立ち泳ぎをしている理由は、泳ぐ力があまり無いため獲物を待ち伏せる形でこのように泳いでいると言われている。
(またこのように泳ぐ事で、上や下から見た時の影が出来にくくなり、捕食者に気づかれにくくなるからという説もある)
鋭く尖った歯を持っているがエビや貝などの硬い殻をもつものは食べないと言われている。
光の反射と背中全体にある長い背びれを波打たせながら立ち泳ぎする綺麗な姿は、普通の水族館ではそうそう見る事が出来ない。
また食用としても親しまれている。塩焼きあたりが美味しい。
体がとても平たいため捌くのは至難の業だが、刺身や寿司ネタにしても美味しく食べられる。
 2014年9月 葛西臨海水族園にて |
細長い上に銀色の光沢…まさに刀が泳いでるみたい。
 2015年6月 葛西臨海水族園にて |
基本縦に泳ぎますが、横向きになって泳ぐ個体もよく見かけたりします。
 2015年6月 葛西臨海水族園にて |
タチウオさんの体はすごく側扁。このように真正面から撮ってみると…なんともシュール。