2014年10月 沼津港深海水族館にて |
チゴダラ (学名:Physiculus japonicus)
条鰭綱 タラ目 チゴダラ科 チゴダラ属
体長:25〜40cm
生息水深:100〜1000m
主に海底の近くをゆったりと泳いでいるタラの仲間。本種と外見が酷似した「
エゾイソアイナメ」という種類がいる。
比較的大きな浮き袋を持っているため、深海から引き上げると胃袋が口から飛び出すというおぞましい姿になる。
だが本種は練り物製品など食品としても扱われている美味な深海魚である。
タラに似ているがタラより小さいから「
稚児鱈」という名前になったと言われている。
2015年5月 東海大学海洋科学博物館にて |
こちらがチゴダラちゃんと酷似した、同じチゴダラ属のエゾイソアイナメ(
Physiculus maximowiczi)。
あきらかに体色が違うじゃんって思うかもしれないけど、チゴダラちゃんにも黒っぽい体色の子は居るので…。
あまりにも似てるので「
同種の可能性があるのでは?」と言われるほどです。今後の分類に期待?