2014年10月 新江ノ島水族館にて

ユノハナガニ (学名:Gandalfus yunohana)

節足動物門 軟甲綱 十脚目 短尾下目 ユノハナガニ科 ユノハナガニ属
体長(甲幅):約4cm
生息水深:400〜1200m

熱水噴出孔に住む「化学合成生物群集」の一員。名前は温泉に舞う「湯の花」に由来している。
カニの仲間でありながら眼柄(長い柄のついた目)を持っておらず、完全に退化してしまっている。
また熱水の一員でありながらゴエモンコシオリエビやハオリムシなどのように細菌を共生させていないのも特徴で、
主にバクテリアマット(熱水によって海底に発生した細菌)やハオリムシなどの生き物を食べているらしい。
主に新江ノ島水族館で展示されているが、他の化学合成生物群集と比べ飼育は割と容易だと言われている。
(おそらく硫化水素が必要無くても飼育出来るから)





2015年2月 新江ノ島水族館にて

本種は深海カニ界(?)の中でも一、二を争うほどのイケメンガニだと思いませんか?
えのすいで正面顔が初めて撮れた時はそりゃあ興奮したものです。



2015年2月 新江ノ島水族館にて

でもイケメンだからと言って行動もイケメンだと言う事はないようです。



2015年2月 新江ノ島水族館にて

そこまで逆立ちしたいか!?



2015年4月 新江ノ島水族館にて

こんな狭い所に2匹居るわけですが、苦しく無いんでしょうか…?同じ顔が2つ並んでるのも笑えます。



2015年4月 新江ノ島水族館にて

その上から・・・



2015年5月 JAMSTEC一般公開「深海総合研究棟」にて

JAMSTECに居たユノハナガニさん。そういえば体って明確には白色じゃなく薄ピンク色なんですねぇ。



2015年6月 新江ノ島水族館にて

うす汚れた体が特徴的なMS1君。しかしこの後彼に悲劇が・・・






2015年6月 新江ノ島水族館にて

まるで4コマ漫画のよう。



2015年8月 新江ノ島水族館にて

チムニーではなく壁に上るユノハナガニさん。本当に何がしたいんでしょうね?



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