2019年7月 新江ノ島水族館にて

ホッコクアカエビ (学名:Pandalus eous)

節足動物門 軟甲綱 十脚目 タラバエビ科 タラバエビ属
体長:12cm程
生息水深:300m〜1000m

別名は「甘エビ」。実は回転寿司でかなりお馴染みの生物の一種である。
別名の由来の通り身の甘みがとても強いため、主に生で食べるのが絶品だと言われている。
しかし捕獲直後のホッコクアカエビを食べると特に甘くなく、生きている頃は甘み成分の元となっているグリシン(アミノ酸の一種)が
死後の自己消化によってそれが増えてくるからだと言われている。新鮮なものばかりが美味しいというわけでは無いという事である。
本種も同じタラバエビ科であるボタンエビと同じく、子供の頃はオスだが成長するとメスに性転換するエビでもある。
比較的北の方に生息するというのもあってか、日本海側の水族館で見られる事が多い。








inserted by FC2 system