2016年10月 沼津港深海水族館にて

エゾイバラガニ (学名:Paralomis multispina)

節足動物門 軟甲綱 十脚目 異尾下目 タラバガニ科 エゾイバラガニ属
体長(甲幅):約8cm
生息水深:700〜800m

「カニ」とついているが正確にはヤドカリの仲間である。殻に小さな棘がついている。また甲羅の色が脚に比べ白っぽいのが特徴。
深海底で過ごすが熱水噴出孔や冷水湧出域などにも多数生息しているらしい。(そこに住んでいるシロウリガイなどの2枚貝を食べているとか)
調理すると身がミルクのような甘い香りがする事から通称「ミルクガニ」とも呼ばれている。
蒸しガニ・焼きガニ・しゃぶしゃぶなどどのように調理しても美味しく頂けるので、漁師にもかなり人気がある。







2016年10月 沼津港深海水族館にて

ぬますいさんで色もよく見えるし、とても良い個体が見れました。良いですねぇ〜この顔。



2014年11月 ヨコハマおもしろ水族館にて

おも水さんでは、なぜかひっくり返ってしまったエゾイバラガニさんの姿が…。
本種は獲れたら食われるのが基本だから水族館で展示されるのはある意味珍しい?



2015年5月 東海大学海洋科学博物館にて

ココではイバラガニモドキとともに大量に展示されていました。
「違いが分からない」と言う人を見かけますが、エゾイバラガニは甲羅が白っぽいので見分けるのは容易・・・なはず。



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