2016年3月 マリンワールド海ノ中道にて

コツノキンセンモドキ (学名:Mursia danigoi )

節足動物門 軟甲綱 十脚目 短尾下目 カラッパ科 キンセンモドキ属
体長(甲幅):約10cm
生息水深:80〜200m?

そこそこ有名なカニ類である「カラッパ」の仲間の深海生物。
名前の由来は(あくまでも推測だが)「キンセンガニ」という分類的には遠い種類のカニに似ている事からかもしれない。
一般的なカラッパと比べて腕は細く、カラッパのように殻付きの貝を鋏の力で割って食べるのかはまだ不明な点が多い。
(しかし相当挟む力は強いと思われるので、でこの生物を採取などで見かけた時は安易に鋏に触ってはいけない事を心がけよう)
またカラッパと同じく、真正面から見るとすごく可愛いフォルムをしている。腕の突起が白い斑点模様に見えるのもチャームポイント(?)
レア生物ではあるが、最近は展示されている機会が多くなってきた。食べると美味らしい。





2016年3月 マリンワールド海ノ中道にて

初めて正面でこの子を見た時「か、可愛すぎでは…」って思いました。さすがカラッパのお仲間、フォルムがあざといですわ。



2016年3月 マリンワールド海ノ中道にて

なんだか「私もあのサガミモガニ達のように壁を登れたらな…」に見える光景。
背中向けてる姿も可愛いですね。



2016年3月 マリンワールド海ノ中道にて

まさか本当に登る気…!?



2017年1月 沼津港深海水族館にて

正面顔の可愛さと元の色はこっちの方が伝わりやすいかも。こうしてみると確かにカラッパって感じのフォルムしてますよね。



2016年11月 沼津港深海水族館にて

ウインクしてるような一枚。



2016年11月 沼津港深海水族館にて

可愛い深海生物でもこれぐらいアクティブに動けるもん!…まるであのナマコちゃんのようだ。



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