2014年10月 沼津港深海水族館にて |
サナダミズヒキガニ (学名:Latreillia valida)
節足動物門 軟甲綱 十脚目 短尾下目 ミズヒキガニ科 ミズヒキガニ属
体長(甲幅):1.5cm
生息水深:80〜300m
足が極端に細いカニ。
紅白模様の細い足は祝儀袋などに使われる「水引」に似ている事からその名が付けられた。
中でも一番細い5本目の足は、バランスをとったり毒のある生き物を付着させて身を守る役割があると言われている。歩くのには使わないらしい。
底引き網などにかかる事があるが、その際細い足がポロっと取れてしまう事が多いので、完全な状態で展示される事は稀。
2014年11月 沼津港深海水族館にて (iPhone撮影写真) |
展示されるのは「稀」とは言われつつも、ぬますいでは完全な状態のサナダミズヒキガニの展示に
何度も成功してます…すげぇ。
それほど慎重に深海漁をしているからなんでしょうかねぇ。
そう思うとサナダミズヒキガニ・
ヒメカンテンナマコあたりはぬますいならではの深海生物な気がする。