2016年1月 沼津港深海水族館にて

テナガオオホモラ (学名:Paromola macrochira)

節足動物門 軟甲綱 十脚目 短尾下目 ホモラ科 オオホモラ属
体長(脚を広げた長さ):約1m
生息水深:250〜400mあたり

オオホモラと同じオオホモラ属に属している生物。その名の通り手(脚)がオオホモラよりも長い。
体はオオホモラと比べ少し白みかかっている。そしておそらくオオホモラよりも大型になる種類である。
(オオホモラなのかテナガオオホモラなのか分からない時は、以上の事を参考にして頂ければ幸いです…)
またオオホモラと同じく、後ろ足の1対が上方向に伸びており、それを使って海底に落ちている貝殻・海綿・
イソギンチャク・ナマコなどを背負うという変わった習性を持つ。
このような習性は、自らの甲羅を他のもので隠すことで敵から身を隠していると言われているが、あくまでも仮説。
オオホモラよりも結構レアな種類なので、水族館で見れた時はぜひその目に焼き付けてほしい。あと食べると美味らしい。





2016年4月 沼津港深海水族館にて

パッと見オオホモラに見えますが…トップ写真に一緒に居るオオホモラとも比べてみると、このサイズ感の違い…分かりますか?
ぬますいで初めて展示された時は、そのサイズ感にびっくりしたものです。しかし良い写真あまり無い…。



2016年4月 沼津港深海水族館にて

甲殻類達にはお馴染みの謎エボシガイ類もちゃんと付着しておりました。




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