2015年2月 竹島水族館にて

ツボダイ (学名:Pentaceros japonicus)

条鰭綱 スズキ目 カワビシャ科 ツボダイ属
体長:約30cm
生息水深:100〜400m

タイとついているがタイの仲間では無くカワビシャ科という妙に変わった名前の種類。
体は左右に側扁しており、口先はややとがってて小さい。背鰭・腹鰭・尻鰭に強く大きなトゲを持っているのが特徴。
幼魚の頃は体にハッキリとした模様があるが、成長すると消えていく。
本種は美味な深海魚で、干物にすると美味しいと言われている。
だが基本的に「ツボダイ」という名で市場に出回ってるのは「クサカリツボダイ」という別のツボダイらしい。
(ちなみにクサカリツボダイの外見はツボダイとそれほど似ていない。)





2015年2月 竹島水族館にて

こうして見るといかに平たいか分かります。正面顔もすごい有様。
でもルックダウンにはかないませんけどね。



2015年12月 海遊館にて

海遊館で見た少し大きめの個体。ツボダイって成長すると緑色っぽくなる気がする。



2016年1月 沼津港深海水族館にて

イソギンチャクとのツーショット。ぬますいにも居るんですよ。でも地味に撮りづらい深海魚なのでなかなか良い写真が無い本種…。



2016年1月 下田海中水族館にて

まさか見れるとは思わなかったクサカリツボダイ(Pseudopentaceros wheeleri)。タカアシさんが邪魔ですがよく撮れたのがこれくらいだったので…。
ツボダイの仲間ではあるもののツボダイとはわりと外見の違う本種…よく食用に出されるからなのか水族館で見られる事は結構稀です。



2016年4月 沼津港深海水族館にて

イズカサゴちゃんとのツーショット。
手前の2匹より後ろのオウサマウニの方にピントがあっているような気がするのは気のせいです…。



2016年5月 沼津港深海水族館にて

2階にも深海水槽が出来てからツボダイが撮りやすくなった気がする。



2016年6月 新江ノ島水族館にて

様々な水族館のツボダイを見てきた私ですが、この時初めて「えっ」となった、ツボダイの幼魚です!
幼魚の頃はこんな感じの模様があるのですが、成長して消える段階が早いのか、小さめの個体でもあまりこの模様が見られる事はありません。
なのでかなりのレアものだと思います。



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