2014年10月 沼津港深海水族館にて

オオエンコウガニ (学名:Chaceon granulatus)

節足動物門 軟甲綱 十脚目 短尾下目 オオエンコウガニ科 オオエンコウガニ属
体長(甲幅):約15〜20cm
生息水深:500〜800m

深海に住む大型のカニ。丸みを帯びた体に歩脚より太い鋏脚が特徴的。強そう。
エンコウガニという名前の似た種類も居るが、本種と類縁関係は無い。
身が多く美味なので食用としても利用されており、西伊豆あたりでは「アブラガニ」と呼ばれている。
また近縁種のアフリカオオエンコウガニという種類は「マルズワイガニ」という名でカニ缶によく使われている。
(マルズワイガニという種類は存在しない)





2014年10月 沼津港深海水族館にて

このカニはなかなかしぶい顔をしてますが、このオオエンコウガニさんはなんだか顔を隠して恥ずかしがってるような…
これほど愛嬌あるオオエンコウガニさんを見れたのはこれが初めてでした。



2014年9月 沼津港深海水族館にて

手前にはタカアシガニさんの足、後ろににはナヌカザメさんの尻尾が見えます。ある意味スリーショット?



2014年9月 沼津港深海水族館にて

良い背中してます。男らしい風貌だなぁ…メスかもしれないけど。



2014年10月 沼津港深海水族館にて

水族館では貴重な光景かもしれないオオエンコウガニ夫婦。オスがメスをずっと抱え込んでメスを守ってるまさしく男らしい姿!
おそらく繁殖行動だと思います。この後無事繁殖出来たかどうかは分かりませんが…。
ちなみにこの後タカアシガニさんに乗られます。



2014年9月 沼津港深海水族館にて

なぜかフトツノザメと睨み合うオオエンコウガニさん。なにやってるんでしょうね?

ちなみにその後日…



2014年11月 沼津港深海水族館にて

ナヌカザメさんとも睨み合ってました。



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