2016年4月 沼津港深海水族館にて

オウサマウニ科 (学名:Cidaridae)

棘皮動物門 ウニ綱 オウサマウニ目 オウサマウニ科
体長(殻幅):約5cm?
生息水深:150〜300m?

普通のウニと比べてトゲの数が少なく太い事が最大の特徴。
上側より下側(口側)にあるトゲの方が多いのは、海底をすばやく歩くのに適しているからである。
名前の由来はトゲを取り除いて殻だけにすると王冠のような姿に見えるから。
種の同定が困難なためか展示されるときは「オウサマウニの一種」と表記される事が多い。(それすら表記されない事もしばしばあったりする)
そんなオウサマウニ科の中で特に特徴的な種類にミカドウニなどが居る。ちなみに食用には向いていない。





2016年4月 沼津港深海水族館にて

一応不明種なんですが、深海のオウサマウニ科でも一番王様っぽく見えたこの子を一番上の方に載せました。
調べて見るとこのかっこいい種類はリュウオウウニ属かサテライトウニ属に近い種類みたいですね。
ところで「オウサマウニ」という名前の種類って居ないのかしら…。



2014年10月 ヨコハマおもしろ水族館にて

この子は種不明の子が多いので写真ページには載せない予定だったんですが、「テヅルモヅル載せてるんだからこの子も載せたって良いじゃない!」と
思ったのでやっぱり載せる事に…なんだかんだこの子も写真多いので載せたくてしょうがなかったんですよね。



2014年10月 ヨコハマおもしろ水族館にて

おも水で展示されてるこのオウサマウニ科は体(殻)が赤いのが特徴ですね。かっこいいです。



2014年9月 沼津港深海水族館にて

ぬますいではこういう外見の子を頻繁に見かけます。でも種類は不明
ボウズウニに近い種類だと言われてるみたいですが…?



2014年12月 沼津港深海水族館にて

大胆に裏側を見せてくれた上にくっついてるクモヒトデとのツーショットも撮れちゃったという、なかなかお気に入りの写真。



2015年2月 新江ノ島水族館にて

本当に色んな水族館で見かけるんですよねー…しかし種類は不明。本当にテヅルモヅルちゃんみたいだ…。



2015年6月 新江ノ島水族館にて

同居しているボタンエビちゃんに何度も踏まれたせいなのか、いつのまにやらこんな無残な姿に・・・
王様なのにエビに踏まれて倒れる・・・これが下克上か。



2015年7月 新江ノ島水族館にて

おそらく新しく入った個体なんですが、どこか違和感・・・そう、管足が見えてるんです!
今まで見てきた子にこのような管足は確認出来なかったので、別の種類のオウサマウニ科の可能性が高いのでは?



2015年9月 ヨコハマおもしろ水族館にて

ドアップで撮影。近くで見ると独特な造形や模様が非常に美しいんです。



2015年9月 ヨコハマおもしろ水族館にて

ああ・・・また下克上されてる・・・。



2015年12月 新江ノ島水族館にて

ヤギに上る、わりとアクティブなオウサマウニ科。



2016年3月 いおワールドかごしま水族館にて

(※写真を90度回転させております)
おそらく見れて一番興奮しました…ボウズウニ(Stereocidaris japonica)という珍しく種類が分かっているオウサマウニ科です。
ここに来てようやくか!って感じですね…。上部にトゲが無い事が本種の名前の由来となっております。



2016年3月 いおワールドかごしま水族館にて

暗闇の中頑張って撮影したボウズウニの管足。壁にしっかりくっついてるのがよく分かります。



2016年4月 沼津港深海水族館にて

殻の直径10cmくらいはあったでしょうか…それくらいでかかった個体ですね。
可愛らしいアンコウ目達が並んでる姿よりも目についてしまったくらいです。もちろん種類は不明



2016年4月 沼津港深海水族館にて

タカアシガニさんなどの甲殻類に付着してるイメージの強い小さなエボシガイ類が、なんとこのウニのトゲの部分にもくっついていました。
タカアシさんにくっついてるのとは違う種類である事は確かだと思うのですが…名前が気になりますよねぇ…。



2016年5月 沼津港深海水族館にて

ひっくり返ってます?もしかしてひっくり返ってます?



2016年5月 JAMSTEC一般公開「海洋生態研究棟」にて

確かこのコーナーは葛西さんやえのすいさんなどの水族館が出張していたので、実質水族館の深海生物なので載せても問題無い!(
ちなみにこの子はボウズウニでした。あれきり以来見れないと思ってたのに実に嬉しい…。
横にひっそり写ってるのは、同じくレア生物のツブエゾイバラガニさん。



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